地域のソーシャルビジネス団体と地元企業をつなぐ「ビジネスマッチング交流会」が1月28日、SOHOかごしま(鹿児島市易居町)で開催される。鹿児島市が主催。
ソーシャルビジネスとは、地域が抱える課題をビジネス的プロセスを通じて解決していく活動のこと。市では10月中旬から11月下旬にかけて、NPO法人・小規模事業者向け、企業向け、個人・個人事業者向けに分けてセミナーを開いてきた。
同交流会は、市内でソーシャルビジネスを展開している事業者に発表の場を設けることで、他の事業者とのビジネスマッチングの機会を提供し、ソーシャルビジネスへの理解を深め、促進を図るもの。
基調講演には、「企業・学校・地域の連携によるソーシャルビジネスの可能性」と題し、石川県金沢市で学校配布型キャリア教育支援マガジン「さくらノート」を編集・発刊した、盤水社(金沢市)の中山貴之社長を招く。
参加ソーシャルビジネス団体は、NPO法人「SCC」、FC KAGOSHIMA、サクラ島大学、鹿児島ウーマンライフ研究会、フードバンク鹿児島、NPO法人「こころ機構」、シニア遊学倶楽部。5分間ずつのプレゼン後に情報交換の時間を設ける。
「ソーシャルビジネスはコラボすることで、新たな新事業につながったり、企業を効果的にPRしたりできる。活動に興味のある大学生や、社会貢献を意識した起業を考えている方、地域で活躍する社会的事業者を応援したい一般の方など参加者はさまざま」と担当の榮靖代さん。すでに参加者が集まってきているため、早めの申し込みを呼び掛けている。
開催時間は14時~17時。参加無料。