「『ものづくり』を見て、知って、手に職をつける」ことをアピールするため、フラッグタナカ(鹿児島市東開町、TEL 099-268-3630)で2月4日、「ものづくり」魅力体験イベントが行われる。鹿児島市が主催。
「鹿児島市ものづくり職人人材調査等事業」の一環で開く同イベントは、職場見学、体験、職人講話を通して鹿児島の「ものづくり」を知ってもらい、「ものづくり」事業所への就職を目指してもらうことを目的に開く。「ものづくり」や職人に興味がある40歳までの若者を対象にする。
これまで、かばん、染織、和菓子、薩摩切り子などの工房見学や体験型のイベントを行ってきた。フラッグタナカでは、日よけ幕や宣伝用のぼりなどに用いられる「印染(しるしぞめ)」の工場見学とのれんの手染め体験ができるほか、田中秀人社長による講話も予定する。
「田中さんはこの仕事をとても大事に思っている。こだわりや思いが強く、静かだけど熱い方。当日もその話が聞けると思う。その思いに応えて、生涯の仕事として考えられる人が来てくれたら」と担当の岩山かおりさん。
開催時間は13時~16時30分。参加無料。申し込みはNPO法人「ネイチャリングプロジェクト」まで。2月25日には「コミスタ10 Cスタジオ」(東千石町)で「マッチングセミナー(就職相談会)」も予定する。