生花でコサージュを作るイベント「花を束ねる」、バレンタイン・イブに開催

会場には約40人の参加者が集まった。好きな花とリボンを選び世界に一つだけのコサージュを作る。

会場には約40人の参加者が集まった。好きな花とリボンを選び世界に一つだけのコサージュを作る。

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 生花を使ってコサージュを作るイベント「花を束ねる」がバレンタインデー・イブの2月13日、マルヤガーデンズ(鹿児島市呉服町)7階のオープンガーデンで開かれた。

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 生花とワイヤ、フローラテープ(フローラルテープ)、リボンを用い、約1時間でコサージュを作る同イベント。指導したのは三重ゆきさん、小島聡子さんと、マルヤガーデンズ1階に店を持ち、イベントに生花を提供したフラワーショップ「M style」代表の中尾成昭さん。約40人の参加者は、思い思いに花とリボンを選び、世界に一つだけのコサージュ作りに打ち込んだ。

 同イベントに参加し好きな黄色系の花でコサージュを作った男子大学生(21)は「花は機会がないと触らない。難しかったが初めてにしてはよくできたと思う。卒業式にもいいかも」「(コサージュは)大切な人に渡したい」と照れ笑いを浮かべた。

 講師役を務めた三重さんと小島さんは「バレンタイン・イブに男性から女性へ花の贈り物を、とイベントを企画したが、結局参加者は男女半々になった(笑)。女性は花が好きだし、贈られればうれしいもの。何でもない日にもらう花はもっとうれしいはず」と話す。「男性が作るコサージュは、力強い感じのものが多かった。次は今回の応用でブーケサイズのものを作るイベントを開きたい」とも。

中尾さんは「日本人は誰かのために花を買うが、自分のために買う習慣はない。今日覚えたテクで、花屋で数本の花を買って自分で作るようになればすてきだし、もっと需要が出ると思う」と期待を寄せる。

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