天文館のファッションビル「タカプラ」(鹿児島市千日町)1階に4月20日、鹿児島のご当地ヒーロー「薩摩剣士隼人」のオフィシャルショップがオープンする。
店舗面積は10平方メートルほど。同店では、Tシャツやミニタオル、ストラップ、クリアファイルなどの「薩摩剣士隼人」グッズ約20種を常時販売。グッズは山形屋内雑貨屋「What」、にぎわい通り大学、オプシアミスミ、サンクスで販売しているが、同店が初のオフィシャルショップとなる。
薩摩剣士隼人プロジェクト(上之園町、TEL 099-206-2222)が手掛ける同作は、「隼人」を筆頭に鹿児島を愛するボッケモン(鹿児島に息づく万物の精霊)たちと、幻魔神狐「ヤッセンボー」率いる「くぐり狐衆」たちとの戦いを描いた、ヒーロー物の15分番組。昨年10月からKTS鹿児島テレビで放送が始まると、早朝の放送(日曜6時15分~)にもかかわらず、視聴率3.7%を記録。毎週のように各地のイベントへ出演するなど、一気に人気に火がついた。
今年3月に「第1部」が最終回を迎え、現在は金曜深夜と日曜朝に再放送中。今年10月からは「第1部・完結編」、来年1月からはミニコーナーで構成する「ボッケモンランド」、同10月からは「第2部」の放送を予定している。
グッズ販売を始めた当初は生産が追い付かず、品薄となっていた時期もあったが、グッズ売り上げは現在までで「400万円」(同プロジェクト)と発表している。「今後は菓子類やタイアップ商品も登場する予定。『タカプラ』の客層に合わせたオリジナルグッズを開発していきたい。店舗にはキャラクターたちが(不定期で)登場する。触れ合えて身近に感じられる存在になれば」と同プロジェクト統括プロデューサーの小野大さん。同店の月間売り上げ目標は「200万円」と意気込む。
営業時間は10時30分~20時。現在のところ、今年7月末までの期間限定ショップだが、状況によって期間を更新していくという。