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鹿児島にクラシックメードカフェ「フェリス カフェ」-内装・外観は中世ヨーロッパ風

鹿児島にクラシックメードカフェ「フェリスカフェ」がオープン。目を引く外観と内装をそのまま生かし、中世ヨーロッパ風に

鹿児島にクラシックメードカフェ「フェリスカフェ」がオープン。目を引く外観と内装をそのまま生かし、中世ヨーロッパ風に

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 「テックランド鹿児島北店」(ヤマダ電機)近くの国道3号線沿いに8月26日、クラシックメードカフェ「Feliz Cafe(フェリスカフェ)」(鹿児島市新照院町、TEL 099-202-0658)がオープンする。

メードたち

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 中世ヨーロッパのような外観の建物は2階が賃貸住宅。1階部分は、これまでにギャラリーやカフェ、2重構造のガラス張りで防音に優れるためコンサートイベントなどにも使われてきた。店舗面積は42坪。カウンター7席のフロアと、テーブル16席の2フロアに分かれている。

 「メードカフェ」と冠するが、いわゆる「萌(も)え」系ではない。屋敷に見立てた外観に合わせ、スタッフはあくまでもメード本来の意味である給仕係として振る舞うという。客が主人として「帰宅」する設定のメードカフェに対し、同店では屋敷にいる「主人」への「訪問客」として、メードらは「ようこそお越しくださいました」と迎え入れる。

 提供するメニューは、管理栄養士の資格を持つAlice(アリス)さんの手作り。「レンチン(レンジでチン)ではなく、ちゃんとしたものを提供したい」とキッチンで腕を振るう。同店のメードは総勢14人。メード服は原則、長袖、ひざ下丈の黒いワンピースに白いエプロンとヘッドドレスを着用する。

 同店店主で支配人役の湯川健さんは「東京や関西のメードカフェにも行ってみたが、カフェとしては落ち着かなかった」という。「メードカフェで、なおかつ落ち着いてゆったりくつろげる空間にしたいと考えた結果、給仕係(メード)に行きついた」というのが「クラシック」メードカフェのゆえんだ。

 「お客さまはゲストで、メードはホストでありキャスト。おもてなしの心を大事にしたい」と湯川さん。今後はある条件を満たすと手に入るグッズや、メードたちの手作り小物を販売していくほか、店内をイベント会場として貸し出すサービスも検討中という。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~22時。水曜定休。

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