鹿児島中央駅・西口にある「ホテルクレスティア鹿児島」（鹿児島市西田2）の1・2階に11月5日、イタリアンバール「DEL SOLE（デルソーレ）」（TEL 099-204-0007）がグランドオープンした。

鯛のカルパッチョなど

　病院など施設の給食を提供している「九州医療食」（西陵5）が初の外食産業部門として手掛ける同店。店舗面積は1・2階合わせて約31坪。2階部分では今年9月から、同社がホテルの朝食（和洋バイキング）を提供しており、夕食など夜の利用や宿泊客の利用も考え「バールスタイル」の同店を出店した。2階のテーブル席は31席、1階のテラスが6席、1階店内のスタンディングスペースは約30人を収容できる。

　「鹿児島にはまだ、バールやスタンディングスタイルの飲食店が少ない。（中央駅）西口の方は特にそのような店が無いので定着させていきたい」とグループマネジャーの井本麻紀志さん。バールは1～2杯飲んで少しつまむスタイルが主流で、同店のメニューも300～600円の小皿料理が中心。

　フードメニューは、「シーザーサラダ」（300円）や「プロシュート」「季節野菜のバーニャカウダ」「タイのカルパッチョ」「きのこのオイル煮」（400円）など約30種類。ボトルワインは赤白各4種類（2,000円、グラスワイン300円）、シャンパン（2,500円）、シェリー酒（500円）など。

　「若い女性に受けると思っていたが、幅広い世代の方にお越しいただいている」という。「ちょっと入って軽く飲み食べできる所。仕事帰りなどに気軽に来てほしい」と井本さん。

　営業時間は17時30分～22時30分。日曜定休。オープンを記念して今月17日まで、赤か白のフルボトルワイン1本を各グループにサービスしている。