鹿児島の平川動物公園(鹿児島市平川町、TEL 099-261-2326)で9月7日、「秋の動物公園まつり」が始まった。16日(敬老の日)は長寿動物のお祝いなどの特別企画も予定する。
期間中、毎週日曜日は鹿児島県の天然記念物にも指定されているトカラウマに乗って記念撮影ができるほか、土曜日はペンギンやワオキツネザルなど好きな動物に餌をあげることができる。9月20日~26日の動物愛護週間では、園内巡視や動物慰霊祭の弔辞を読み上げるなど、小学生が一日園長として活躍。動物慰霊祭や、小学生とその保護者を対象にした鳥の巣箱つくり教室なども開催される。
16日は先着30人に限り、動物公園の長寿動物にお祝い用の特別な餌を作る体験ができるほか、餌をあげる様子を見ることができる。お祝いする動物は、20歳(平均寿命約25歳)のヒトコブラクダや14歳(平均寿命約10歳)のコアラなど7種。10月13日・14日は、飼育員が餌を作る場所や動物たちの寝室など、普段は見ることができない動物公園の裏側を見ることができる「動物公園ふしぎ探検隊」を開催。参加応募は、はがきで受け付ける。
13日からは、今年5月に誕生し母親から自然保育を受けたホワイトタイガーの子どもと母親コハクがそろって見られるようになる同園。大野正道園長は「ホワイトタイガーの親子展示を待ち望む声は多かった。秋まつりと併せて、ぜひ来園いただければ」と話す。
開園時間は9時~17時。入園料は500円(小・中学生は100円)。10月14日まで。