鹿児島県内8社の焼酎蔵元による共同企画で、冬限定の本格焼酎「KAORI」が10月末に発売された。販売は本坊商店(鹿児島市錦江町)。
若い女性をメーンターゲットに、「焼酎をもっとおしゃれに楽しんでもらおう」と始まった同企画。女性が手に取りやすいよう、内容量はいずれも五合瓶よりコンパクトな500ミリリットル。細身のワインボトルに、桜島のロゴが入った色違いのラベルを採用した。
アルコール度数は低めの12%に統一され、「白ワインのように冷やしてそのまま飲むのがおすすめ」と本坊商店商品企画部の上木原孝さん。香りを楽しめるよう、ワイングラスを使った新しい飲み方を提案する。「焼酎は食事とよく合うため、和食だけでなく、ピザ、カナッペ、ローストビーフやチョコレートなどの洋菓子とも相性抜群」とも。
ラインアップは、神酒造(出水市)の「いも神」、上妻酒造(西之表市)の「むらさき浪漫」、薩摩酒造(枕崎市)の「さつま乙女」、軸屋酒造(薩摩川内市)の「紫尾の露」、新平酒造(曽於郡)の「大金の露」、田苑酒造(薩摩川内市)の「田苑」、原口酒造(日置市)の「西海の薫」、本坊酒造(鹿児島市)の「桜島」の8種。
価格は756円(県外は840円)。1銘柄2000本限定で、全国の酒販店ほか各種ネットショップでも取り扱う。