伊佐米や金の産出地として知られる伊佐市の公認キャラクター「イーサキング」が1月3日、自身の113歳の誕生日を迎えるとともに、伊佐市の成人式に来賓として出席し祝辞を述べた。
もともと、地元の若者有志による任意団体「伊佐みりょく研究所」が開発したB級グルメ「THE手羽キング」のPRキャラクターとして誕生。ふるさとを「どや顔」で誇らしげに自慢することから「どやキャラ」として人気を集めた。
昨年8月の「ご当地キャラ総選挙」では全国4位入賞、9月の「ゆるキャラグランプリ」では1579体中24位と健闘したイーサキング。鹿児島市街地などで「賄賂クッキー」をばらまき県民に投票を迫るなどした選挙活動が話題になった。
誕生日を迎えたイーサキングは、「これからも113歳で頑張っていくがよ。永遠の113歳じゃ」と喜びのコメントを寄せる。成人式では、約248人の若者の前で「君たちは伊佐の宝じゃ」と祝辞を述べたという。
今年の抱負については、「2013年の人気に甘んじず、今年は自慢できるような順位で鹿児島を盛り上げるからな」と意気揚々のキング。2月に開催される、商店街グルメのナンバーワンを決める「Show-1グランプリ」では、伊佐みりょく研究所の「THE手羽キング」が出店予定で、イーサキングも様子を見に行くという。同研究所所長で、イーサキング生みの親である新原洸太郎さんは「キング目指して頑張る」と意気込む。