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南国鹿児島・伊佐でアイスカービングの祭典-氷の滑り台に大人の時間も

写真は昨年のもの。色鮮やかに彫刻がライトアップされる。

写真は昨年のもの。色鮮やかに彫刻がライトアップされる。

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 伊佐市文化会館前広場(伊佐市大口鳥巣)で1月25日から、「第19回『氷の祭典』アイスカービングin伊佐」が開催され、14チーム・100人の氷の彫刻師がライブパフォーマンスを行う。

ライブパフォーマンス風景

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 作品作りは18時にスタート。各チームチェーンソーやノミを使い氷の彫刻を作り上げる。早朝には全チームの彫刻が完成。朝日に照られ輝く姿は幻想的だという。

 昨年の来場者は1万2000人。名物となっている全長50メートルの「氷の滑り台」も登場する。会館内では和太鼓やよさこいソーラン、ヒップホップダンスなどのステージショーも披露。地元特産品も販売し、会場内で飲食できるフードスペースを設けるほか、伊佐市公認で1月3日に133歳の誕生日を迎えた、どやキャラ「イーサキング」も会場内を徘徊(はいかい)する。

 鹿児島県北部に位置する伊佐市。盆地のため、南国でありながら1月の最低気温は氷点下1.2度と山形県酒田市と変わらず、「鹿児島の北海道」と言われることも。この寒さを生かしたいと市町村合併前の旧大口市の実行委員会がイベントを立ち上げたという。

 商工観光係の森和文さんは「氷のプロの技をぜひ間近でご覧いただきたい。今年は『氷の滑り台』を楽しみたい大人の方のために22時から『大人の滑り台』タイムを準備した。『氷の滑り台は子どもだけのものじゃない』と胸に秘めていた皆さまにお楽しみいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催期間は25日18時~26日12時。入場無料。

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