鹿児島市民文化ホール(鹿児島市与次郎2)で3月7日から、リアル脱出ゲーム「人狼村からの脱出」が開催される。運営はフリーペーパーの発行やイベントの企画をしている「SCRAP(スクラップ)」(東京都渋谷区)。
今回のストーリーは、村人に扮(ふん)した人狼が夜な夜な村人を襲う人狼村から、村の中に隠された謎を解いて脱出を図るというもの。制限時間は1時間。会場で5~6人のチームを組み、協力して暗号を解いたり、アイテムを組み合わせたりしながら最後の扉を開ける鍵を探す。
「公演スタート時は脱出率が10パーセントほどだったが、最近では参加者がレベルアップし20パーセントになった」と話すのは広報担当の伊藤紘子(ひろこ)さん。現在、書籍版やアプリ版の同タイトルのゲームも発売されている。
2004年に発表されたオンラインの無料ゲーム「クリムゾンルーム」を発端に盛り上がった脱出ゲーム。「リアル脱出ゲーム」は、そのフォーマットをそのまま現実世界に移し替え、全国各地の遊園地やドームなどを貸し切って開催している参加型ゲームイベント。
伊藤さんは「『人狼村からの脱出』はリアル脱出ゲームの中でも人気が高く、これまで同シリーズを体験された方はもちろん、初めての人でも楽しめる内容。奮って参加してほしい」と話す。
開催時間は3月7日=17時~・19時半~。3月8日・9日=11時~・14時~・17時~・19時半~。入場料は、前売り=2,000円、当日=2,500円(一部学割あり)。チケットぴあなどで販売している。