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鹿児島天文館で復興支援チャリティーイベント-女性目線での支援を形に

鹿児島で行われた第1回「ONE」~Mar女性支援プロジェクトの様子。

鹿児島で行われた第1回「ONE」~Mar女性支援プロジェクトの様子。

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 鹿児島・天文館のベルク広場(鹿児島市金生町)で5月18日、復興支援チャリティーイベント「『ONE』~Mar女性支援プロジェクト」が開催される。

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 主催は、東京・鹿児島・ニューヨークに拠点を構え、国内外で活躍する女性だけのクリエーティブチーム「マール・ユナイテッド」。ヘアメーク、グラフィックデザイナー、イラストレーター、アート書家、ウェブデザイナーなど、さまざまなジャンルで活躍するアーティスト12人が所属している。

 鹿児島での開催は今回で2回目。「震災時に東京にいた。東京でも余震が続き、生活物資が足りなくなるなど不安な生活が続く中で、『何か行動を起こさないと』と考えていた」と社長のヒラノマリナさん。「マール・ユナイテッドは女性だけのチームなので、(被災地の)女性を支援できないか」と考え同イベントを企画した。

 鹿児島での1回目は3月29日に開いた。今回は、ライブやタップダンスを行うほか、ヒラノマリナさん・石部直子さんによるポイントメーキャップ(1,000円~)、新品フリーマーケット、写真家こせりえさんによる「ITO PROJECT」(500円、赤い糸を持っての撮影)などを予定。コーヒーや和菓子、黒豚しゃぶしゃぶ、すし割烹光正(上之園町)の「感謝みそ」の販売も行う。

 女性目線からの支援の形として、基礎化粧品・ハンドクリーム・手鏡・生理用品・下着・毛抜きや爪切りなど、女性が必要とするものをセットにした「レディスキット」を準備する同プロジェクト。会場には募金箱を設け、募金の全額と売り上げの半分を物資購入資金と配達資金に充てる。

 ヒラノさんは「女性が必要なものをセットにして届けたいという思いのほか、『私たちの手で一人ひとりに確実に届けに行く』ということに意味があると感じている。6月中には届けに行きたい。遠くからでもたくさんの人たちが応援しているという事が伝わってほしい」と話す。

 開催時間は13時~20時。

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