天文館の焼き肉店「Gyu do!」が展開するフレンチバル「Bistro Le Gyu do!(ビストロ・ル・ギュウドウ!)」(鹿児島市山之口町、TEL 099-210-7212)が3月22日、オープンした。
店舗面積は37.5坪。席数はテーブル55席、カウンター14席。入り口側の壁はガラス張りで、入りやすい雰囲気。暖色が使用された店内は明るく、活気のある声が飛び交っている。店奥にある中2階は屋根裏部屋をイメージしており、「少年時代を思い出してわくわくしてほしい」という思いからつくられた。「フレンチと聞くとかしこまった感じになってしまうが、カジュアルに、少しおしゃれして来られるような店づくりを目指した」という。
「『Gyu do!』で人気の『ギャートルズステーキ』をメーンに出す店があってもいいのではと考えた」と同店マネジャーの室達也さん。「ギャートルズステーキ」とは「かたまり肉のステーキ」のこと。同店では牛を一頭丸ごと仕入れているため、牛肉の全ての部位を食べることができる。同店で使用する肉は、50日間熟成した自社牧場「福永畜産」の「北さつま黒毛和牛」。同牧場は「平成25年度全国肉用牛枝肉共励会」で「名誉賞」を受賞し、日本一に輝いている。
「ギャートルズステーキ」(100グラム1,200円~)の注文は200グラムから。大判の800グラムはシェアして食べる人が多いという。フレンチシェフが作るアラカルトも提供。北さつま熟成牛のパテ(600円)、北さつま熟成牛の赤ワインソース煮込み(1,200円)、北さつま熟成牛のボロネーゼ(900円)、上質なホワイトポルトで香り付けした「ティラミス」(600円)など。ワインは、スパークリング、赤、白が用意されており、グラス(600円~)、ボトル(3,000円~)で注文できる。
「鹿児島にはない新スタイルの店。熟成させた和牛とフレンチ、ワインを気軽に楽しんでいただければ。今後はフレンチメニューも増やしていきたい」と室さん。
営業時間は18時~翌3時。日曜定休。
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