現在リニューアル中のアミュプラザ鹿児島に今秋、九州初の「SHIBUYA 109 KAGOSHIMA」がオープンすることが決まった。出店は東急モールズデベロップメント(東京都渋谷区)。
場所はアミュプラザ本館2階。1550平方メートルの空間にSHIBUYA109の世界観を凝縮した約20店が出店予定。この形態での出店は、大阪のあべのキューズモール内に2011年4月にオープンした「SHIBUYA 109 ABENO」に続き2例目となる。
ターゲット層は10代後半~20代前半。駅直結型という立地を意識し、OLにも対応した売り場環境を整える。レディスウエアを中心に、シューズ、アクセサリー、ファッション小物、雑貨などを展開。テナントの発表は夏ごろを予定している。
「渋谷の街の象徴として独自に育ててきたカルチャーを日本全国に発信したいという当社の考えと、鹿児島のライフスタイルに新しさ・楽しさ・感動を届けたいと考えるアミュプラザ鹿児島の理念が共鳴し、今回の出店が実現した。」と東急モールズデベロップメント広報の根本正さん。
同社はSHIBUYA109において成熟したファッションブランドの次なる成長の受け皿として、政令指定都市などの主要都市を中心に有望なテナントを発掘。アミュプラザ鹿児島への出店で、ヤングファッションの核として新しい顧客を呼び込みたいとしている。
アミュプラザ鹿児島はオープン10周年という節目を迎え、3月1日にフロアの一部改装を終えたばかり。秋にはプレミアム館のオープンや「東急ハンズ」の出店なども控え、今後さらなる成長に期待が寄せられている。