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天文館で小学生の仕事体験イベント-「将来、街で働いてもらいたい」思い込め

ゴールデンウィークに、天文館で小学生を対象にした仕事体験イベント「天文館わくわくワーク」が初開催される。写真は昨年のイベントの様子。

ゴールデンウィークに、天文館で小学生を対象にした仕事体験イベント「天文館わくわくワーク」が初開催される。写真は昨年のイベントの様子。

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 ゴールデンウィークの5月3日・4日、天文館の店舗・施設を舞台に、小学生を対象にした仕事体験イベント「天文館わくわくワーク」が初開催される。実行委員会では現在、参加申し込みを受け付けている。 

イベントフライヤー

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 天文館の実際の店舗で仕事体験をしてもらうことで、「働く喜びを知り、社会の仕組みを学び、天文館をもっと好きになってもらいたい」と企画された同イベント。天文館かいわいの百貨店や雑貨・服飾店、映画館、観光案内所などで30種類以上の仕事を用意する。

 仕事は、品出し、接客、販売、清掃、看板・ポップやディスプレーの作成など、商業エリア・天文館のメーン業務が中心。中には、百貨店の屋上庭園にある「天文館みつばち」の採蜜作業や、モデルタレント事業のキッズファッションショー出演、上映中の映画のPR活動やお笑い芸人体験なども。

 そのほか、アナウンサー・気象予報士の体験や出版・新聞社の取材・編集業務、市消防局や交通局、中央警察署、自衛隊が協力し、実際の制服を着用したり、車両に試乗したりすることもできる。

 仕事体験後は、給料として天文館で使える買い物券500円分が手渡される。「翌週は母の日なので、お母さんに何かプレゼントをあげるのに使ってもらえたら」と実行委員で中央地区商店街振興組合連合会理事の久保達也さん。

 天文館ではゴールデンウィークに親子の思い出作りを応援しようと、3年にわたり、子どもたちの遊び場を提供する「こどもフェスティバル」を開催してきた。今回の企画はその延長で、「商売を肌で感じてもらいたい」「将来、天文館で働いてもらいたい」との思いを込めているという。

 仕事を提供する「メガネの三城 天文館本店」の富満寿夫店長は、幼少期にいつか天文館で働きたいという夢があったと話す。「天文館で働くことの格好良さや、仕事の大変さを知ってもらい、あのころの自分と同じように、いつか天文館で働いてみたいと思ってもらえたら」と期待を寄せる。

 申し込みは4月13日まで。ホームページで受け付ける。なお、事前申し込み不要で当日自由に参加できる仕事も用意する。詳しくはホームページで確認できる。

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