食べる 暮らす・働く

鹿児島・文化施設エリアで「音とあかりの散歩道」-秋の夕暮れにアーティスト集う

「音とあかりの散歩道」イベントフライヤー

「音とあかりの散歩道」イベントフライヤー

  • 0

  •  

 鹿児島市立美術館(鹿児島市城山町)をはじめとした周辺の文化施設エリアで10月18日、音楽や灯りのパフォーマンスを楽しむことができるイベント「音とあかりの散歩道」が行われる。主催は鹿児島市ほか。

昨年の様子

[広告]

 市の「文化薫る地域の魅力づくりプラン」に基づき、「音楽・伝統芸能・美術など地域文化の振興と、それらを通じた元気な地域づくり・人づくりを進めよう」と昨年スタートした同イベント。「鹿児島の歴史・景観を感じられる場所」を生かし、市立美術館前庭、かごしま近代文学館・メルヘン館中庭、照国公園(県立博物館考古資料館前)(照国町)、探勝園の4会場を舞台に、音楽家や伝統芸能の担い手約20組がパフォーマンスを披露する。

 出演は、名山小学校金管バンドから玉龍中学・高等学校吹奏学部、女性合唱の「Ante porro(アンテポロー)」、ゴスペルの「モゼーズ」、リコーダーアンサンブル「チェスト」、バイオリン・フルートの「ゼーレ・ムジカ・ヂュオ」、ピアノ弾き語りのYOKOさん、声楽・器楽アンサンブルの「F4」、尺八・ギターの「flower set」、福平地区(平川町)の郷土芸能「野頭銭太鼓(のがしらぜにだいこ)保存会」、島唄の永志保さん、ギター弾き語りのぢゃんさんなど。

 会場は、LEDライトを使った灯籠(とうろう)のあかりで彩られる。制作は、第一工業大学の根本修平さんと同研究室をはじめ、鹿児島大学の美術専修有志、地元の城山町二の丸あいご会など。また、会場ごとにテーマ色を決めて施設をライトアップするほか、MBC学園前では生け花作品もライトアップして展示予定という。 

 イベント企画・運営には市内6つの大学・短大の学生らも参加しており、同市文化振興課の川畑俊幸さんは「後世に続く息の長いイベントになれば」と期待を寄せる。「家族で、友達同士で、涼やかな風が心地いい秋の夕暮れに、美しい音楽や光の作品に包まれる街を散策してみては」とも。

 開催時間は17時~20時30分。雨天中止。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース