レンブラントホテル鹿児島（鹿児島市鴨池新町）で11月7日、同ホテル総料理長が作るフレンチコース料理と、ソムリエ田崎真也さんがセレクトするワインを楽しむことができるディナーイベント「田崎真也と薩摩フレンチ～美食の饗宴～」が開かれる。

同ホテル総料理長の濱野徳雄さん

　「焼酎文化の強い鹿児島で、ワインも楽しんでいただけたらとの思いで企画した」という同イベント。同ホテル総料理長の濱野徳雄さんが作る「薩摩フレンチ」のコース料理1皿1皿に合わせて、田崎さんがセレクトしたワインを提供。田崎さんのトークショーも予定する。

　2013年から同ホテルの総料理長を務める濱野さんは、「ピエールテタンジェ国際料理賞コンクール」日本第2位や、「ソペクサ プロのためのフランス料理コンクール」で料理とワインのマリアージュ最優秀賞を受賞。大阪ではフレンチレストラン4店舗のオーナーシェフを15年近く務めてきた。モットーは、「鹿児島の地の物を愛し、季節の食材に寄り添い、いつまでもお客さまの心に残る料理を作り続ける」。

　当日は、「鴨フォアグラとさつま卵」を使ったアミューズに始まり、「県産渡りガニ」「黒さつま鶏」を使った前菜2品、「薩摩タカエビ」「阿久根産生ウニ」を使ったエビ料理、「トカラ産青鯛」で魚料理、黒牛・黒豚で肉料理、デザートには「横川産渋皮栗のパイ包み焼き」「徳之島産黒糖のアイスクリーム」など、計7品を予定。どの料理にも県産食材をふんだんに使っている。

　「皆さまがおいしく召し上がっている笑顔を楽しみにしている」と濱野総料理長。同ホテルマーケティングの田中綾さんも「田崎さんのトークとともに、世界に一つだけの美食とワインのマリアージュを楽しんで」と話す。1テーブル6人のグループ利用も可。

　18時30分開場、19時開演。料金は1万6,000円で、翌朝の朝食バイキング付き特別宿泊プラン（1万9,000円）も用意。定員は130人で、既に残席数は50を切ったという。予約・問い合わせは同ホテル予約センター（TEL 099-257-2760）まで。