天文館で1948(昭和23)年に創業した老舗のすし店「喜鶴寿司本店」(鹿児島市東千石町、TEL 099-223-3338)は11月1日、全国共通「すしの日」にあわせて「1,111円」のすし食べ放題メニューを提供する。
とれたての地魚を刺し身やにぎりずし、天ぷら、煮付け、塩焼きなどで楽しむことができる同店。職人の技を間近で見ることができる、白木のカウンター席をメーンにした1階から、大人数の宴会や立食パーティーにも対応する3階フロアまでを設ける。
「感謝を込めて、より多くの方に、よりたくさん召し上がっていただきたい」と、今年は初めてすしの食べ放題メニューを用意。「1,111円」メニューはマグロ、イカ、カツオ、タイ、エビ、カンパチ、サーモン、サンマ、イワシ、キビナゴ、バッテラ、卵、かんぴょう巻き、乙女巻き、かっぱ巻き、鉄火巻きが食べ放題。「2,222円」メニューは上記の内容に、クロマグロ赤身、中トロ、大トロ、ヒラメ、数の子、車エビ、ウニ、イクラ、アナゴ、ホタテ、ネギトロ巻きが加わる。
「40貫でも50貫でも!」と気前よく話す同店の岩元将也店長。客の目の前に並ぶ魚を使い、切りたて・握りたてを提供する「立ちずし」スタイルで、同店は今年創業66周年を迎えた。「お話をしながら本格にぎりを召し上がっていただく、歴史ある立ちずしの良さを、若い人にも伝えていければ」と話した。
当日の営業は1階のみ、カウンター17席、テーブル10席、掘りごたつの座敷10席。営業時間は11時~22時。山形屋店・鹿児島中央ターミナル店でも、それぞれ「すしの日」特価などイベントを予定している。