10月にオープン1周年を迎えた鹿児島市役所近くの「チカバノ食堂」(鹿児島市名山町、TEL 099-226-3432)で12月3日、「チカバノ食育プロジェクト」がスタートする。
約17坪の店内にカウンター4席、テーブル席22席を設ける同店。店内はビル地下の隠れ家的な雰囲気で、木とレンガの温かみのある空間。各種定食(600円~)、「ふわふわタルタルのチキン南蛮」(700円)や「とろとろ牛スジ赤ワイン煮込み」(980円)、「チカバノピザ」(各種880円~)などの定番メニューをはじめとした創作料理が人気を集める。
毎月15日に限り提供する「チカバノカレー」(980円)は、店主の伊地知将郎さんが独立開業する前から持っていたレシピに磨きをかけたというもの。1週間じっくり時間をかけて仕込むカレーは、毎月売り切れが続くほどの人気メニューとなっている。昼はみそ汁・サラダ付く。夜は小鉢とアイスが付いて1,180円。大盛りは200円増し。
新たな取り組みとしてスタートする「チカバノ食育プロジェクト」では、「知ることから始まる『食育』」をコンセプトに掲げ、鹿児島の食や食材をテーマに、食事をしながら生産・加工者を招いたトークショーを行う。今回のテーマは「さつまあげ」。同店特製の「さつまあげ定食」を食べながら、鮫島屋(下田町)の職人による「さつまあげ」に込める思いや、その歴史、取り組んでいる事業についての話を聞くことができるという。
「鹿児島の人が鹿児島の食や食材について、当たり前に語れるってかっこいい」と参加を呼び掛ける伊地知さん。開催時間は19時~。参加費は2,000円。フェイスブックページから申し込みを受け付ける。
営業時間はランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~。日曜定休。