鹿児島親善大使を務めるAKB48の柏木由紀さんが1月21日、「黒」が特徴的な鹿児島の特産品をPRするキャンペーンを始めた。
「本物。鹿児島県」をテーマに県が進めるPRキャンペーンの一環。黒豚・黒牛・黒さつま鶏をはじめ、黒酢、黒砂糖、クロマグロ、黒薩摩(薩摩焼)、薩摩黒切子など、「黒」を冠した食材や伝統工芸品が数多く存在する鹿児島の名産品の魅力をPRする。
特設サイトでは、「ゆきりん」の愛称で親しまれる柏木さんが白雪姫ならぬ「黒由紀姫(くろゆきひめ)」に扮(ふん)し、県PRキャラクターの「ぐりぶー」ファミリーと共演。昨年10月に生まれたばかりの「7匹の小豚」たちも一緒に鹿児島の黒を紹介する。
第1弾公開の動画「プリンセストーク ぶとうかい編」では、真っ黒なドレスに身を包んだ柏木さんが鹿児島を心から愛する「黒由紀姫」として登場し、プロローグでは「鹿児島の黒に夢中にさせちゃうぞ」と笑顔を見せている。
動画は公開から2日で1万PVを突破。特設サイトもSNSなどで多くのシェアを得ている。今後も動画の続編を順次公開予定のほか、全国の百貨店・量販店や主要観光施設などで、柏木さんも登場するハンドブックを配布する。
県観光交流局かごしまPR課の濱田久美子さんは「柏木さんの人気の高さと相まって、より印象強いPRをしていければ」と期待を寄せる。