古書店や飲食店、アトリエ、ギャラリーなどが出店する「レトロフトチトセ」ビル1階の農園直営カフェ「Hananoki Farmlab(花の木ファームラボ)」(鹿児島市名山町、TEL 070-5819-9165)が1月、ホットドッグ専門店にリニューアルした。
障がい者の自立を支援する目的で、40年以上続く「花の木農場」(肝属郡南大隅町)直営のカフェとして2013年末にオープンした同店。店内には7席を設け、イートイン・テークアウトに対応する。もともとは女性客が多かったというが、ホットドッグ専門店にリニューアルしてからは男性客や家族連れも増えたという。
無添加で自家製、手のひらより大きなソーセージが売りのホットドッグは3種類。肉そのものの味わいを楽しめる「あらびき」(420円)、隠し味にハーブや落花生を使い、柔らかくて肉汁があふれる「すねにく」(390円)、桜のチップでスモークし、パキッとした食感の「フランク」(350円)。白パンにケチャップもホットドッグ用に開発したという。マスタードは粒マスタードとフレンチマスタードの2種類を用意する。
オーナーの中村隆一郎さんは「小さな店だが、大隅で丁寧に手作りした商品をゆっくりと召し上がっていただければ」と呼び掛ける。
ホットドッグに150円増しでエスプレッソやマンゴーオレンジなどドリンクも付く。「ソーセージがおいしい」との声に応え、持ち帰り用のソーセージ(340円~、ハーフサイズ=170円~)も2月26日から販売予定。ソーセージの味を引き立たせる白パン(90円)も。そのほか、レトロフトの雰囲気に合わせた黄色い本型のボックスに、手作りのサンドイッチを詰めた「BOOKSAND(ブックサンド)」(700円)も要予約で提供する。
営業時間は11時~17時(日曜は16時まで)。月曜・火曜定休。