鹿児島市交通局(鹿児島市上荒田町、TEL 099-257-2111)が5月1日の新局舎移転を記念して現在、復刻版の「車掌かばん」と「革製小物」を販売している。
2012年、交通局が100周年を迎えたのを機に100個限定で復刻された「車掌かばん」。「丸山皮具店」(東谷山3)が、局の資料館に保管されていた当時のかばんから型紙を起こして、一つ一つ手作りで製作した同商品は、鉄道マニアを中心に全国からの人気を集めた。
「車掌かばん」のラインアップは、黒の通常版(1万9,800円)と、革ベルトまで同系色の高級革を使った特製品(黒・ブラウン・赤・緑・水色、各3万240円)の全6種。ICカード乗車券「ラピカ」がぴったり入るサイズの定期券入れ(2,000円)と、小銭や小物を持ち歩くのに最適な巾着袋(3,000円)も発売。黒とブラウンの2色を用意し、車掌かばん同様、交通局の記章が入っている。
同局総合企画課の前村実徳さんは「車掌かばんは使い勝手がよく街中でも使いやすいデザイン。小物は本革の手触りの良さが最高」と愛用を呼び掛ける。
完全受注販売で、申し込みから2カ月程度で商品が届く。申し込みは、同局乗車券発売窓口またはホームページで受け付ける。