見た目に「かわいい」酵素スムージーを広めようと、日本ナチュラルビューティスト協会(東京都港区)が今秋、鹿児島で初めてワンデー講座を開催する。
体に不足している食べ物を補給し、正しい代謝のサイクルを取り戻す「ナチュラルダイエット」を提唱する同協会。生の酵素を体内に取り入れることで体調を整えるとされるスムージーに着目し、鮮やかな色の層を作ったり、トッピングを工夫したりして、食生活が乱れがちな現代人に興味を持ってもらい、より多くの人に取り入れてもらおうと取り組む。
10月から12月にかけては、酵素栄養学を元に、さまざまなスムージーのレシピを教えるワンデー講座を開催予定。1日をかけて行う講座ながら東京などでは参加申し込みが殺到するといい、鹿児島ではその内容を2時間に短縮して行う。「地元の食材を使って地産池消にも取り組む。知識を生かして店を出すなど、女性が活躍できる場を増やすきっかけにもなれば」と同協会九州代表の竿奈美枝さん。
山形屋(鹿児島市金生町)で9月9日に始まった「第16回使ってみたいMONOフェア」にも初出店。5種のベリースムージー、ダブルマンゴースムージー、グリーンスムージーのほか、下層はココナツ入りの京豆腐、上層はブルーベリーヨーグルトの「ブルーベリーヨーグルトスムージー」(以上、各500円)を提供する。2層になったスムージーは日替わりメニューで、1日50食限定。
竿さんは「旬の野菜は味も濃厚で栄養も豊富。体調を整える働きもある」と説明。「酵素栄養学や野菜の知識を学べば、代謝がアップして健康や美容に生かすことができる。見た目にもかわいいスムージーを通じて、幼児からご高齢の方まで、食生活を見直すきっかけにしてもらえれば」と呼び掛ける。
ワンデー講座の詳細は「MONOフェア」の出店ブースで案内する。問い合わせは竿さん(TEL 090-7479-5707)まで。