天文館に、明石焼きが看板メニューの料理店「旬菜美酒 恵(けい)」(鹿児島市山之口町、TEL 099-225-2202)がオープンして3カ月がたった。
二官橋通り近くのラーメン店「豚とろ」隣にある同店。店舗面積は約10坪。席は4人掛けテーブル3卓と3人掛けテーブル1卓の半個室のみ。店内は落ち着いた雰囲気を演出し、20代後半~60代まで幅広い客層のほか、接待や夫婦での利用も多いという。
看板メニューは兵庫県明石市のご当地グルメ「明石焼き」。店主の山口真理恵さんは兵庫出身で、鹿児島に明石焼きを食べられる店がなかったことから始めたという。タコを包んだ生地は「ふわとろ」食感で、枕崎産のかつおだしで割っただしつゆをつけて食べる。ソースや岩塩も用意する。
店長の川原有二さんは「しつこくなくてパクパク食べられるので、飲み会の後の締めにもお薦め」と話す。「お酒はあまり飲まずにご飯だけ食べて行かれる方もいる。気軽にいろんな方に来てほしい」と呼び掛ける。
メニューは、「明石焼き(10個入り)」(880円)のほか、旬の食材や地場産食材を使った料理を40種類ほどそろえる。「牛スジコンみそ煮込み」(980円)、「黒豚の角煮」(980円)、「牛肉三杯酢焼きそば」(1,200円)なども人気という。コース料理(要予約)は4,000円~。ドリンクは「ザ・プレミアム・モルツ生」(650円)、「響ハイボール」(850円)、焼酎(400円~)、カクテル・サワー(650円~)など50種類ほどをそろえる。
営業時間は18時~翌1時30分。日曜・祝日定休。