鹿児島のマジシャン・パフォーマーらが協力し、県内各所で5月、熊本地震を受けたチャリティーマジックショーを行う。会場は、17日=「EBIGRA(エビグラ)」(鹿児島市東千石町)、14日・28日・29日=「オプシアミスミ」(宇宿2)。
マジックやパフォーマンスなどのエンターテインメントを通して熊本を支援しようと開く同イベント。収益の一部は熊本の復興支援のために寄付する。
4月26日には、天文館のマジックバー「手品の城ムーゲン」や、ジャグリングのK@ITOさんを中心としたパフォーマンス集団「鹿児島JACKプロジェクト」、エビグラのタイアップでショーイベントを行った。地震で被災し、熊本から避難していたマジックバー「BASK」の祐介さんも出演。ステージマジックを披露し、観客を沸かせた。
集まった義援金は、地域の復興を応援する「Pray for Kyushu」を通して現地の医療法人に手渡された。施設や車など避難中の人に配布する物資の購入に充てられるという。祐介さんは「感謝の気持ちとともに、必ずもう一度熊本も盛り上げていきたい。パフォーマンスを通して恩返しすることができれば」と意気込みを話す。
17日の開催時間は12時~14時30分、19時~21時30分。参加費は、ランチ=2,000円(パスタとソフトドリンク、コーヒー付き)、ディナー=3,500円(パスタと飲み放題付き)。問い合わせはエビグラ(TEL 099-807-2540)まで。14日は11時~16時、観覧無料。詳細は今後、ホームページなどで発表予定。