天文館・天神馬場通りにベルギービールをメインに取り扱うビアバー「Re:Ale(レアーレ)」(鹿児島市東千石町2)がオープンして1カ月がたった。
9月1日、天神馬場通りに面したビルの2階にオープンした同店。照明にエジソン電球を採用した落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター席を合わせ全15席。女性が一人でも気軽に立ち寄れるような空間づくりを心がけたという。窓際のテーブルでは通りを行き交う人々の姿を眺めながらビールを楽しむことができる。
代表・橋口直矢さんの「ベルギービールの神髄は瓶。瓶を手にとって、ラベルを眺めながら銘柄を選んでもらいたい」という気持ちから、フロアには大型の冷蔵ショーケースを設置。ベルギービールをはじめ、約70種類のビールが並ぶ。「おすすめ」の瓶ビールはアルコール度数12%のハイアルコールビール「マルール12」(1,512円)だという。
同店ではベルギー3大ピルスナーの一つである「プリムス」(756円)やピーチの風味が香るフルーツビール「ミスティック・ピーチ」(1,080円)など、常時6銘柄のたる生ビールを提供する。
古くはブドウの採れなかったベルギー北部でワインの代わりに醸造されていたという歴史を持つベルギービール。ホップや大麦麦芽だけでなく、スパイスやフルーツなどさまざまな材料が使われ、味や香りにバラエティーがあるのが特徴だ。「喉越しを楽しむだけではなくワインのようにゆっくり食事と合わせる飲み方を提案していきたい」と橋口さん。「4種類のチーズのピザ」(1,080円)などビールに合うフードメニューも充実している。
橋口さんは「ビールの世界は本当に奥が深い。いわゆる『ビール』が苦手な人や、ワイン好きの人にもぴったりくるビールが必ずある。皆さんも自分のお気に入りのビールを見つけてみては」と呼び掛ける。
営業時間は18時~翌2時。日曜定休。