県内最大の焼き物生産地で「薩摩焼の郷(さと)」として知られる美山(日置市東市来町)で11月3日~11月5日、美山窯元祭りが開催される。
10軒以上の窯元、木工やガラス、ギター工房などが集まる小さな町・美山で1986(昭和61)年から続く同イベント。毎年約6万人が来場する。
薩摩焼体験広場では陶芸作家がろくろを回し、手びねり・絵付け体験を用意。1日30人限定のランプシェード作り体験も用意する。
手びねり・絵付け参加者を対象にしたコンテストも行い、ANA賞、小正醸造賞など多くの賞を用意する。
このほか、昨年から行っている朝マルシェや、フォトコンテスト、コンサート、チャリティーオークションなどを展開する。
11月4日は限定企画として、韓国南原市国楽団特別講演を行う。普段目にすることの少ない韓国の伝統芸能を披露する予定。
会場にはご当地グルメも多数取りそろえ、薩摩焼400年祭記念の共同登り窯でパンシェフが監修したパン、陶芸作家と神村学園生徒が作った米粉100%のオリジナルパンを販売する。
開催時間は9時~16時美山窯元祭り。