鹿児島市交通局が1月18日、西郷どん大河ドラマ館オープンを記念して、「薩摩こんしぇるじゅ。」と「かごでん」に乗って鹿児島再発見の旅を行った。
「かごでん」は鹿児島市電運行100周年を記念し、大正時代から昭和30年代まで運行していた木製電車をイメージして作られた観光レトロ電車。座席は薩摩切子の柄をイメージし、車掌の制服も当時の詰め襟の制服をヒントに電車の外装に合うようなデザインにしている。
天文館電停をスタートして、案内役の「薩摩こんしぇるじゅ。」が各電停の名前の由来やNHK大河ドラマ「西郷どん」ロケ裏話などを披露。「まちなかおもてなし隊」の尾曲智幸さん扮(ふん)する西郷どんもクイズで乗客を沸かせた。
降車後は加治屋町周辺の町歩きを行いながら観光案内を楽しんだ。
「薩摩こんしぇるじゅ。」の中島身依(なかしまみえ)さんは「まずは県内の方々に鹿児島の素晴らしさを再発見していただきたい。特に子どもたちに鹿児島ってこんなに素晴らしく誇れる町だと教えたい。明治維新150周年なので、みんなで鹿児島を盛り上げていきたい」と話す。
「薩摩こんしぇるじゅ。」は今年で立ち上げ4年目。ネット予約制で1人から予約できる。詳細はウェブサイトで確認できる。