鹿児島中央町にある「下堂薗茶舗 CHAHO SHIMODOZONO」(鹿児島市中央町)で7月11日、タップダンサーの丹精(たんせい)さんが来鹿し「TAP to CLASSIC KAGOSHIMA(丹精 日本縦断ツタタタツアー2018)」が開催される。主催は合同会社JA.NIGHT(ジャナイ)。
1月以来半年ぶりの来鹿となる今回は、タップダンサー丹精さんと鹿児島出身のコントラバス奏者の森田良平さん、ピアニスト室屋麗華さんがコラボレーションしてパフォーマンスを行う。昨年10月の鹿児島開催時にセッションしたプロ社交ダンスチームの「BROM」とのダンスセッションも企画する。
丹精さんは、20代前半でNYのBroadwayDanceCenterを中心に1年半、数々のダンサーに学びながら、現地でレストランやストリートなど多数のセッションに参加。年間250以上、数々のミュージシャンと共演している。
今回のイベントに向け「今年も日本縦断ツタタタツアーがやってきた。沖縄から北海道まで、日本各地で地元の方々とセッションを重ねて進むこの旅で、今回は唯一のクラシックとのひととき。ジャズを主戦場とする自分にとっても楽しみなチャレンジで心が躍る」と話す。
森田さんは、鹿児島市出身で16歳からコントラバスを始め、平成音楽大学で深澤功さんに、京都市立芸術大学大学院で吉田秀さんにそれぞれ師事。在学中よりプロオーケストラでの活動を始め、2017年アメリカのマイアミで、当時MLBマイアミ・マーリンズに所属していたイチロー選手の3000本安打記念セレモニ―で日本国歌を独奏するなど幅広い活躍をみせる。
森田さんは今回のイベントに向け「これまでさまざまなジャンルとのコラボレーションを行うことでクラシック音楽に触れてもらう機会をつくってきたが、タップダンスとの共演は初。新しいものを九州から生み出し、広がって行くような第一歩をつくりたい」と話す。
開場は19時、開演は19時30分。チケット(1ドリンク付き)は4,000円で、定員は80人。チケットの購入・問い合わせは同店まで。