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南九州市立松ヶ浦小学校、環境大臣賞受賞 海の環境とウミガメの命守り抜く

環境美化活動に取り組む児童たち

環境美化活動に取り組む児童たち

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 南九州市立松ヶ浦小学校(知覧町南別府)が「第19回環境美化教育優良高等表彰事業」で環境大臣賞を受賞し、1月25日、受賞式が行われた。

ウミガメの放流会

 地域社会と連携しながら「公共の場所の美化」「飲料あき容器などのリサイクル」を実践することで、地域の環境美化に大きく寄付している小学校、中学生を選出し表彰するもの。学校周辺の松ヶ浦地区海岸清掃活動に住民と取り組み、今年で26回目を迎えた。薩摩半島南部の東シナ海に面した白浜では、ウミガメの卵の保護も行っている。

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 同校では、奇麗な砂浜を維持できなければウミガメが産卵に来なくなってしまうということをきっかけに、ウミガメが「いつまでも安心して帰ってこられるように」との思いをスローガンに揚げ、環境美化活動に取り組んでいる。

 児童は卵が無事にふ化するように安全なふ化場に移設し、毎日2回土の温度を計測。ふ化に最適な温度を保つために熱いときは水をかけて冷やしながら懸命に世話をする。この取り組みで、命を育むふるさとの海を、先頭に立って守る児童の姿が高く評価された。

 ふ化した子亀を放流する時には、市内外から訪れる見学者に向けてウミガメの放流会も開いた。