鹿児島の火山灰を逆転の発想で楽しむイベント「灰フェス!」が11月9日、アミュプラザ鹿児島(鹿児島市中央町)のAMU広場で開催される。
2015(平成27)年から行われ今年で5回目となる同イベント。昨年は約1万2000人が来場した。「鹿児島の厄介者である火山灰を逆転の発想で楽しむ」をコンセプトに、火山灰が毎日のように降る環境において、さまざまな手法で火山灰をポジティブに活用する事例を紹介することで、活火山との共生を改めて考えていくことを目的に開いている。
当日はカラフルな砂と火山灰を重ねて模様を作る「グラスサンドアート」や、自分で描いた絵と火山灰でキーホルダーを作る「火山灰キーホルダー作り」(以上600円)、段ボールでミニチュアハウスを作る「火山灰を使った瓦の段ボールハウス作り」(900円)が体験できるワークショップを行うほか、飲食ブースでは桜島の山体をイメージした「桜島カレー」や「天丼」、桜島灰干しの「干物」などを提供する。
ステージではバルーンガールズによる「バルーンショー」「どんどん広がるジオの魅力★トークショー」、「書道パフォーマンス」、「TABASKA JAZZライブ」などを予定する。
今回、「桜島・錦江湾ジオパーク」が鹿児島市、垂水市、姶良市にエリアを拡大したことから、3市の魅力に迫るトークショーや「言葉で感じる桜島」の企画展も行う。
担当の平川麻由さんは「トークショーやジャズライブをはじめとしたステージや火山灰にちなんだワークショップ、グルメなど、もりだくさんの内容。ぜひ『灰フェス!』へお越しいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~19時。