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鹿児島に学生服リユース店 着なくなった制服の持ち込みを呼び掛け

店内の様子

店内の様子

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 鹿児島市立山下小学校近くの学生服リユース店「NAZUNA~なづな~」(鹿児島市平之町、TEL 099-248-8663)が現在、いらなくなった制服の持ち込みを呼び掛けている。

店内に並ぶ制服

 鹿児島市全域を対象に、幼稚園、小中高、専門学校、短大の制服リユース事業を行う同店は昨年12月1日にオープンした。

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 「制服はそろえると何万円もかかり、入学したのに制服を買う余裕がなく、入学式に参加できない、学校に通えないという家庭もあることはあまり知られていない。高校によっては学年で制服やシャツに入る刺しゅうの色が異なり、兄弟でもお下がりにできない学校も多く、親の負担は大きい」と店主の東大介さん。「少しでも安く買える所があれば、困っている家庭の手助けになるはず」と事業をスタートした。

 買い取った制服は同店でクリーニング、補修、しみ抜き、除菌処理を行ったうえで販売する。価格は定価の2~3割で、500円の学ランなどもあるという。生活保護や母子・父子家庭の場合はさらに2割引となるが、「証明書の提示はいらないので、精算前に伝えてもらえれば」とも。

 同店では、運動靴や上履きの無償リユースを行うボランティア活動「Kagoshima Eco Bridge」も行っている。状態はいいが履かなくなった上履きや運動靴を制服の買い取り査定などのついでに寄付してもらい、同店で名前部分を隠す処理やクリーニングをした後、無償で次の人に提供するというもの。「子どもの履き物は成長ですぐにサイズアウトしがちなため、まだまだ使えるものはたくさんある。上履きは名前をマジックで書かれていることが多いが、当店にはそれを消す技術がある」

 買い取りではなく寄付を希望する人のために、閉店時でも対応できるよう「制服回収ボックス」も店舗入り口の外に設置している。寄付の場合でも査定やクリーニングは同様に行い、査定額を子ども支援の運営団体に全額寄付するという。

 東さんは「持ち込んでいただく制服は、そのままの状態で構わない。例えお客さま側でドライクリーニングに出したものでも、こちらで改めてクリーニングを行う。名前の刺しゅうなども、こちらで外すので気にしないで。買い取り査定は予約制なので、まずは電話を」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~17時。電話受付時間は23時まで。不定休。