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天文館のバー、コロナ禍で業態転換 農家直送の野菜を提供する店に

店内の様子

店内の様子

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 鹿児島・天文館に6月5日、 野菜を使った料理を提供する「ベジタブルFOOD’s BAR ブルドッグ プラス」(鹿児島市樋之口町)がオープンした。

畑の鉄板焼きバーニャ

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 元はバー「ブルドッグ」だったが、コロナ禍による営業不振でバー経営だけでは成り立たないことから、店主の海江田健太郎さんが「コロナ禍に負けない、新たな挑戦を」と店内を全面リニューアル。地元農家と提携した野菜料理の店を「プラス」して再スタートした。

 店舗面積は約60平方メートル。カウンター12席、テーブル8卓。モットーは「ヘルシーは好きなことを楽しみながら」で、曽於市大隅町、鹿児島市喜入町の2軒の農家と提携し、農家から直送された野菜を使っている。

 お薦めは「畑の鉄板焼きバーニャ~オリジナルディップ~」(1,800円)。「新鮮野菜の素材をそのまま生かした野菜盛りで約4人分ある。みずみずしい野菜とオリジナルのバーニャカウダソースを楽しんでほしい」と海江田さん。「畑の野菜に囲まれた赤身ステーキ」(100グラム=1,980円、200グラム=2,980円)もお薦めで、牛肉は赤身肉を使用。ミディアム調に焼き上げた牛ステーキを野菜で囲んでいる。

 このほか、「えびとブロッコリー香味炒め」(690円)、「ジャンバラヤ~トマトがっつり~」(750円)、「キャベツたっぷり塩レモンそば」(680円)など20種類以上の野菜料理に加え、「牛タン焼き」(880円)、「塩手羽揚げ」(1本200円)なども用意。2時間飲み放題(1,500円)や食事5品が付いた飲み放題コース(3,500円)などもある。

 感染症対策として、専門業者に委託した店内清掃、完全消毒、エアコン洗浄、定期的な除菌や席の配置を行っている。夜22時以降はカラオケもできる。

 海江田さんは「農家もコロナ禍で販売機会を失い苦しんでいる。バー経営と農家を救い、皆さんには野菜で健康になってもらい、ウィンウィンを実現できれば」と期待を込める。

 営業時間は18時~翌3時(日曜は翌1時まで)。木曜定休。

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