暮らす・働く

鹿児島・田上に「鹿児島温泉 時之栖」 露天風呂付き家族湯7室も

施設の外観

施設の外観

  • 61

  •  

 鹿児島・田上温泉跡地に「鹿児島温泉 時之栖(ときのすみか)」(鹿児島市田上)がオープンして間もなく2カ月がたつ。

一般浴場の様子

 社会福祉法人「汰功樹(たこうじゅ)会」が4月13日にオープンした。同会は「就労継続支援A型事業所」の一つであり、働く場所のない人々への働く場所の提供や社会復帰の援助を目指している。田上温泉の閉業を受けて、同温泉施設を就労支援施設にすることを目的として開業に至った。

[広告]

 温泉名の「時之栖(ときのすみか)」は、静岡の御殿場に立地する温泉リゾートホテル「御殿場高原時之栖」の指導を仰いでいることに由来している。顧客サービス担当の元山量一朗さんは「お客さまに、時を忘れ、自分の栖(すみか)のように寛(くつろ)いでもらう。働く人も人に寄り添い、その栖のように迎えるという思いが込められている」と話す。

 建物は、更地に新しく建て直した全館バリアフリーで、敷地面積は約1500平方メートル、設備面積は約885平方メートル。源泉は以前の田上温泉と同じで、泉質は塩化物泉。

 一般浴場(大人=420円、小学生=150円、幼児=80円)は、露天風呂、大型サウナ、立水風呂、マイナスイオン温泉等がある。家族湯(80分=2,500円、新玉のみ3,000円)は7室あり、全て露天風呂付きで、各休憩室にはテレビとトイレも設置。バリアフリー対応も2室を用意。人工芝が敷き詰められた休憩スペースには、漫画コーナー、キッズスペース、フリーWi-Fiも用意する。

 オープン当初から新型コロナ感染拡大の時期だったため、県外ナンバー車での来館者や体調の優れない人、体温が37.5度以上ある人の来館は断っている。洗い場は仕切りを設け、洗面器や椅子などは使用済みと洗浄済みに分別して、衛生清掃面を強化するなどの対策も取っている。

 元山さんは「幅広い世代に楽しんでもらえ、温泉に行き慣れない方でも利用しやすい温泉施設。アメニティーも用意しているので、ぜひ一度足を運んでもらえれば」と来館を呼び掛ける。

 営業時間は6時30分~23時(家族湯の受け付けは21時まで、営業は22時20分まで)。第2・4月曜定休(月曜が祝日の場合、火曜休)。無料駐車場60台。