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鹿児島の「国産小麦粉 ヤマパン」、上荒田町に移転 湯種食パンなど30種販売

「国産小麦粉 ヤマパン」の外観

「国産小麦粉 ヤマパン」の外観

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 「国産小麦粉 ヤマパン」(鹿児島市上荒田町、TEL 070-4373-4689)が鹿児島・上荒田町に移転オープンして1カ月がたった。

「国産小麦粉 ヤマパン」の自家製粒あんバター

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 以前は下荒田で3年間営業していた同店。店主の山元裕和さんは「厨房が狭かったので、家庭用のオーブンやミキサーを使っていたことから、1日10種類ほどしか焼けずに食パンがメインだった。業務用の機器を置ける物件に移ったことで、多くの種類が焼けてバラエティーが豊富になった」と話す。移転オープン日は3月16日。

 常時約30種類を用意するというパンの看板商品は、北海道産の小麦粉を使い、湯種法で作ることで「モチモチ、フワフワの食感」に仕上げた「湯種食パン」(1斤=360円、2斤=720円)や、九州産の小麦粉「ミナミノカオリ」を使い、発酵種(ルバン)を用いた「チャバタ」(120円)、「フランスパン」(160円)、「全粒粉のカンパーニュ」(280円)など。山元さんが1人で製造するパンは営業時間内に完売する日もあるため、10時~18時の時間帯での電話予約も受け付けている。

 パン職人歴34年の山元さんは、「パン作りに興味をもってもらい、プロのレシピを自宅でも作れるように」という思いから、自身の店で「鹿児島パン教室」を定期的に開いてきた(現在は休止中)。ほか、「九州観光専門学校」(福岡市博多区)のスイーツ&カフェ学科での講師歴もあり、昨年からは「今村学園ライセンスアカデミー」(新屋敷町)のパティシエ科での製パン授業も始めたという。

 「新しいお客さまも増えて、おいしいと喜んでいただいている。店が落ち着いてきたら『鹿児島パン教室』も再開する予定なので、楽しみにしていてもらえれば」とも。

 営業時間は11時~18時(売り切れ次第終了)。日曜・月曜定休。駐車場2台。

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