鹿児島・名山町の「Gallery POLANNCA(ギャラリーポランカ)」(鹿児島市名山町)で6月7日、さくらもちさん、ことうのぞみさん、有村聡さん、kaginekoさんら4人による和紙を使った作品展「和た紙たち」が始まった。
元々面識があった4人。昨年8月にそろって撮影する機会があり、意気投合。「一緒に何か展示したいね」と話すようになった。さくらもちさんと有村聡さんが和紙を使って作品を制作していたことから、今回の展示会開催に至った。作品展では、和紙を使って作成した写真やイラスト、写真とイラストを組み合わせた作品など約20点を展示する。ポストカードの展示販売も行う。
和紙は、絵の具やインクの吸い込み方、にじみ方が普段使う紙と異なる。4人は、それを考慮した色作りや絵作りに取り組んだ。有村さんは「それぞれ苦労したが、チャレンジする過程は楽しく、うまくできたときは達成感があった」と振り返る。
有村さんは「和紙に写真を印刷したり、絵を描いたりすることができるのか?と思ったが、思い切って挑戦してみた。アートとフォトの世界が和紙によってどのように融合し表現されているのか、和紙のぬくもりある質感とともに、会場で見て感じ取ってほしい」と来場を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。入場無料。今月13日まで。