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鹿児島・慈眼寺の車体整備店、ローラーでの車体塗り替えサービス展開へ

ブラッシュペイントで塗装するスタッフ

ブラッシュペイントで塗装するスタッフ

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 鹿児島・慈眼寺の車体整備店「BOCTOK(ヴォストーク)」(鹿児島市谷山中央8、TEL 099-204-7958)が7月6日、ローラーやはけを使って車体を塗装するブラッシュペイントのサービスを始めた。

塗装のプロセスと完成写真

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 「板金店で全塗装するとなると数十万円かかる。スタッフの車だけでも、もっと手頃な価格で塗装できる方法はないかと探した」と東義人社長。「当初はローラーでの塗装に懐疑的だったが、実際にやってみると思った以上にいい仕上がりになった。それが口コミになり外からも依頼を受けるようになったので、サービスとして展開することにした」と話す。

 塗装には毛の部分が短いマイクロファイバーのローラーと、細かい部分用の小さなはけを使う。塗料は「色むらを最小限に抑える」という自動車のローラー塗装用を使い、「バンパーやボンネットなど、いったん取り外してから塗装するため仕上がりもいい」という。

 カラーは20色以上をそろえる。表面ボディー塗装の場合、価格は軽自動車で5万円~、タントのようなハイルーフ軽自動車で5万5,000円~。フィット、マーチのようなコンパクトカーで6万円~。内側塗装や2トーンの塗り分けなどもオプション料金で対応する。日数は4~5日ほどで、作業期間は代車も用意。店頭には同様の方法で全塗装したスタッフの車もあり、仕上がりを確認することができる。

 「全てマット仕上げ(艶消し)になるため、ピカピカした艶感が欲しい人には向かない。古い車をきれいにしたいが、お金はかけたくない人、今の色に飽きたから安く塗り替えたい人にお薦め」とも。

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