鹿児島中央高校近くに家庭料理を提供する「あんらく食堂」(鹿児島市加治屋町)がオープンして1カ月半がたった。
安楽さん夫婦が経営する同店は7月7日にオープン。昼はランチや弁当、夜は焼酎に合わせた料理を提供する「飲み屋」に変わる。店舗面積は20坪で、テーブル8席、座敷8席、カウンター5席。
昼は「日替わり」(880円)と「カレーランチ」(680円)をコーヒー付きで提供する。日替わりは煮物やサラダ、卵焼きなど5種の小鉢が付き、「よく作る人気のメニュー」はチキン南蛮とギョーザだという。
夜は家庭料理やサラダのほか、一品料理としてギョーザ(600円)や唐揚げ(800円)、豚みそキューリ(500円)などを用意する。「サラリーマンのお客さまも多いので、匂いが気にならないようギョーザも唐揚げもニンニクを使っていない」と、料理を担当する夫の正人さん。焼酎は30種類以上をそろえる。
テークアウトの弁当(400円~)も1日10個ほどを用意。内容はその日の仕入れで変わるが、唐揚げや煮物をメインにすることが多いという。店内には奄美大島から仕入れた沖永良部産のコーヒー豆も販売する。
安楽さんは「近くのオフィス街からリピートで来てくださる顔馴染みのお客さまも増えてきた。地域に密着した店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時(時短要請により変動あり)。