鹿児島・春山町の「マザルバカフェ」(鹿児島市春山町、TEL 099-248-8463)が9月1日、サツマイモを使ったスイーツ新商品「IMOSUKUI(いもすくい)」の販売を始めた。
「お芋を使ったおしゃれな土産品を提供したい」と、店長の重田ゆかりさんらが中心となって開発した同品。鹿児島県産のサツマイモ・卵・生クリームに、牛乳・きび砂糖・バニラビーンズなどを加えた生地を手のひらサイズの型に入れてオーブンで焼き上げ、最後にクリームブリュレのようなキャラメリゼの焼き目を表面に付けている。
元々、同店で提供する「芋のブリュレ」(400円)が「人気」なことから、「IMOSUKUI」のプレーンタイプ(安納芋)のアイデアにつながった。重田さんは「商品開発部などはないので、通常の営業時間内にカフェメニューを提供しながら開発に取り組んだ。構想から約1年かかり、失敗もたくさん繰り返した」と振り返る。
パッケージにはコンセプトの「芋をスプーンで」を表現したサツマイモとスプーンのイラストを使用。3種類ある同品のイメージに合わせ、プレーンの「安納芋」には白、ビターチョコレート入りの「紅はるか」には黄色、クリームチーズ入りの「紫いも」には水色を使った。「箱を開けると、かわいいフィルムに包まれた商品が出てくるのを楽しんでほしい」と重田さん。「鹿児島の土産として浸透させたい」とも。
価格は、単品=432円、3種のアソート=1,296円。店内販売・飲食のほか、マザルバオンラインストアで購入の際は冷凍で届ける。