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鹿児島の「サダ商店」、黒酢を使ったマスタードの取り扱い開始

サダ商店に並ぶ「はちみつますたーど」「しょうゆますたーど」

サダ商店に並ぶ「はちみつますたーど」「しょうゆますたーど」

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 鹿児島・武で黒酢を使った商品を中心に扱うセレクトショップ「サダ商店」(鹿児島市武2)が11月、「はちみつますたーど」「しょうゆますたーど」の販売を始めた。

マスタードを使った料理

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 福山酢醸造(霧島市)の営業所内にある同店。同社の黒酢商品のほか、「らっきょう甘酢漬け」「鹿屋旨か!ピクルス」など、同社黒酢を使った商品を中心に販売する。同マスタード商品は霧島市横川町で「食卓を最高の遊び場に」をコンセプトに商品開発を行う寳園(ほうぞの)多久美さんが手掛けた。

 寳園さんは8年前に出産した長男が重度の食物アレルギーを持つことが分かり、「薬に頼らず日々の生活で体質を改善したい」と、調味料選びから食事を見直したという。2019年、寳園さんはフランスを旅行中にマスタード発祥の地を訪れ、フランス人がマスタードをさまざまな食材に活用していることを知った。マスタードは酢を主原料とするため、「日本食にも合う調味料では」と、福山酢の純玄米黒酢を使ったマスタードの開発に取り組み、今年、商品化した。

 「たくみの食卓」の名で、イベント出店やインスタグラムページも展開する。10月25日にオープンした木工品のギャラリーショップ「KOSHIRAERU」(霧島市横川町)でも販売。寳園さんは「家族や恋人、大切な人との食事が、もしあと100回しかできないとしたら、今日の夕飯はどんな食卓にしたいだろう? そんな思いで今度も1回の食事を少し特別にする商品を作っていければ」と話す。

 サダ商店・店主の楠原さんは「近くのスーパーでは売っていないもの、作り手のこだわりが詰まった商品をセレクトしている。ぜひ、利用いただければ」と来店を呼び掛ける。

 価格は各1,200円。

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