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鹿児島の老舗「熊襲亭」が自販機 「さつま料理を24時間提供したい」

正面玄関横に設置した自販機

正面玄関横に設置した自販機

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 鹿児島の老舗郷土料理店「熊襲亭(くまそてい)」(鹿児島市東千石町)が6月10日、正面玄関横に郷土料理の自動販売機を設置した。

「熊襲亭」の自販機

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 1966(昭和41)年に創業、きびなごの菊盛、さつま地鶏の刺し身、さつま揚げ、とんこつ、酒ずしなどを含めた「正調さつま料理」の会席風コースで知られる同店。コロナ禍以降、「弁当・オードブルの提供や通販、ECサイトなどサービス拡大に取り組んできた」と専務の黒川晋太郎さん。今回「さつま料理を24時間いつでも買える場を提供したい」と自販機の設置に至ったという。

 商品は「六白黒豚の角煮」「六白黒豚のとんこつ」(以上1,600円)、「きびなごの煮付け」(800円)、「六白黒豚のみそ漬け」(1,100円)、「にがごりの酢漬け」(600円)など。自販機には同店のおかみ・若おかみ・料理長をモデルにしたイラストをあしらい、「親しみやすいデザインに仕上げた」という。

 黒川さんは「前菜からメインまで楽しんでもらえる品ぞろえ。自宅でも当店の味を楽しんで」と利用を呼びかける。

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