鹿児島市電・加治屋町電停近くに11月21日、グループステイ向けのホテル「FAV HOTEL（ファブホテル）鹿児島中央」（鹿児島市加治屋町）がオープンした。

ロビーや朝食例

　「FAV HOTEL」は霞ヶ関キャピタル（東京都千代田区）の子会社が展開するホテルブランド。鹿児島中央は7施設目で、九州では熊本に続く2施設目。運営はオックスコンサルティング（同）。同社が手がけるアパートメントホテル開発プロジェクトの一環で、3～6人での利用に注力したホテルとなっている。

　客室数は51室。客室の標準面積は約31平方メートル。部屋タイプは上段1台、下段2台から成る2段ベッドを備えた「バンクトリプル」、和の趣を加えた「ジャパニーズモダン」、客室内の段差を減らしたバリアフリー対応のユニバーサルルームなど5種類。全室にキッチン、電子レンジ、洗濯機、掃除機を備える。桜島が望める客室もある。価格はバンクトリプルルーム1室を4人で利用した場合、1人1泊約4,600円～（時期により変動あり）。

　全プランに無料の朝食ビュッフェが付き、さつま揚げや黒豚シューマイ、九州しょうゆ仕込みの唐揚げなど、地元の食材を使った約30種のメニューを用意する。弁当箱に好きな料理を詰めて部屋で食べる方式としている。