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天文館・かご市で「あったかフェア」 鹿児島県産のショウガ関連商品そろえる

来店を呼びかける支配人の山崎さん

来店を呼びかける支配人の山崎さん

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 鹿児島・天文館の「かごしま特産品市場・かご市」(鹿児島市東千石町)で1月17日、鹿児島県産のショウガ商品やスープを取りそろえる「あったかフェア」が始まった。

フェアの様子

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 1月20日の「大寒の日」に合わせて開く同フェア。光熱費の値上がりを受け「普段の食事から体を温めてほしい」と、1400種超の商品を扱う中からショウガの加工商品やスープを取りそろえた。ショウガ関連商品は年間を通じて売れるわけではないが、「12月から1月にかけては通常の4~5倍は売れる」と店舗支配人の山崎道夫さん。

 フェア商品には、与論島のショウガを使った「黒糖しょうがパウダー」(540円)、「島しょうがの粉」(797円)、徳之島産のオーガニックショウガを使った「しょうがドリンク」(1,200円)、奄美の黒糖パウダーに純ココアを混ぜた「黄金しょうがココア」(540円)などが並ぶ。

 鹿児島県内の食材を加工したスープも取りそろえ、沖永良部島の赤土で育ったジャガイモや黒糖で作ったレトルトスープ「島の恵みのポタージュスープ」、乾燥米と具入り粉末スープが入ったカップタイプのインスタント鶏飯、錦江湾で取れる「とんとこ海老(えび)」のうまみをスープにした「とんとこ海老のスープ」などがある。

 中でも売れ行きが好調なのは「SUBSOUPパック茶節(ちゃぶし)」(430円)で、削りたてのかつお節と麦みそにお茶をかけて作る薩摩半島南部の郷土食「茶節」をインスタントスープにした商品。指宿産「鰹本枯節」頴娃(えい)産緑茶「ゆたかみどり」を粉末状にしているため、お湯を注ぐだけで作れるという。

 山崎さんは「体の温まる飲み物で、寒さを乗り切ってもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~18時30分。2月7日まで。

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