鹿児島・本名町に1月15日、アンティーク専門店「EUROPE ANTIQUES(エウロペアンティークス)」(鹿児島市本名町)がオープンした。
同所にあったハーブとアンティーク家具の店「Elder(エルダー)」を経営していた穂満京子さんと、吹上町でフランスアンティークの店「アンティークス 蕾(つぼみ)」を予約制で経営していた五反優子さんが合流し、店名も新たにスタートした。
エルダーではイギリスの家具雑貨を扱ってきたが、フランスの食器や布をメインにしてきた蕾が加わることでより広い範囲の商品を扱うことから、ヨーロッパの語源と言われる「エウロペ」を店名に採用した。採光のいい店内には、フランスの白い家具やリネン、ディナープレート、コーヒーカップなどを並べる。店の奥ではイギリスのアンティーク家具を展示。
アンティーク商品はいずれも100年は経過しており、細かい刺しゅうが施されたクロスやレースは「現代では再現できないものもある」と五反さん。フランスのリネンは年数がたつほどに強くなり、シーツとして使うと「冬は温かく、夏は涼しい」とも。価格は、カップ&ソーサー=6,000円~、テーブルクロス=7,000円前後など。県外からも来客があるという。
五反さんは3月にフランスへ仕入れに行き、帰国後には新しく入った商品のフェアを予定している。五反さんは鹿児島市内で年2回開催される「鹿児島アンティークマーケット」の主催者でもあり、次回は4月9日に「かんまちあ」で行う。福岡や熊本など県外の店も含め35店舗以上が出店予定。
営業時間は11時~17時。木曜定休。