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鹿児島大図書館で「読書フェスタ」-市内の読書イベントが初のコラボ

鹿児島の二大読書イベント、初のコラボ。多くの参加で埋まった鹿児島大学付属図書館アメニティホール。

鹿児島の二大読書イベント、初のコラボ。多くの参加で埋まった鹿児島大学付属図書館アメニティホール。

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 鹿児島大学(鹿児島市郡元1)付属図書館アメニティホールで11月6日、鹿児島で行われている読書イベント「天文館で朝読書 Ten-Doku」「ガーデンズ文学カフェ」初のコラボイベント「かごしま読書フェスタ@鹿大」が開催された。

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 全国的にさまざまな「読書活動」が広がる中、鹿児島で生まれた2つの読書イベントと同図書館がコラボした今回の試みには約40人が参加。オブザーバーなどを含めると100人以上が集まり「読書の秋」を楽しんだ。

 当日は、参加者が5~6人のテーブルに分かれ、持参した「お薦め」の1冊を90秒で紹介後、5分間のフリートークを行う「Ten-Doku」が行われた。参加者たちは持ち寄った「お気に入り」の1冊について時間を忘れて熱く語り合った。

 その後、「ガーデンズ文学カフェ」の課題図書、向田邦子「思い出トランプ」収蔵の「かわうそ」について、井原慶一郎さん(鹿児島大学法文学部准教授)と小林潤司さん(鹿児島国際大学副学長、国際文化学部教授)が、作者による登場人物の性格設定などについて参加者や未読者にも理解しやすいよう、笑いを交えて軽妙にトークを展開。テーブルごとのトークを経て全体トークで締めた。

 引き続いて行われた「知的書評合戦・ビブリオバトル」では、「いいまつがい」(糸井重里監修)、「変身」(カフカ)、「あの空をおぼえてる」(ジャネット・リー・ケアリー)の3作品が、それぞれ5分間で紹介され参加者たちが「一番読みたくなった本」に票を投じた。結果、最も多くの票を集めたのは「いいまつがい」だった。

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