環境月間企画展「めっちゃ!ネイチャーポジティブランドかごしま」が6月1日から、かごしま環境未来館(鹿児島市城西)で開催される。
開催は今年で15回目。昨年は約3500人が来場した。6月5日が「環境の日」であることから、6月を「環境を考える月間」に位置づけ、毎年違うテーマとプログラム内容で、展示やワークショップを開催している。
タイトルの「ネイチャーポジティブ」は「生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる」ことを意味する生物多様性のキーワード。期間中は同語や、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標「30 by 30」について解説し、「鹿児島の豊かな自然や自然の恵み(生態系サービス)と私たちとのつながりを紹介する」展示を行う。
そのほか、積み木遊びやかごんまビンゴ、チラシでミニパラソル作りなどを毎日開催。土曜・日曜にはミニ灯籠作り、「さくらじまいろ」絵の具や竹炭を使った絵描き、竹ぽっくり作りなどのプログラムを開催する。事前申し込みが必要なプログラムとして、島津興業の協力で行う「薩摩切子のかけらでアクセサリー作り」、そのやま農園の協力で行う県産の有機食材を使った「じゃがいも餅」「じゃがいものガレット」作りなど(一部有料。締切日はプログラムにより異なる)。
事業課・主任の関健次郎さんは「当展を通して、豊かな環境に恵まれた鹿児島を再発見してもらい、『ネイチャーポジティブ』という目標を知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。
開催時間は10時~16時。月曜休館。入場無料(一部有料体験あり)。6月18日まで。各プログラムの詳細はホームページで知らせる。