鹿児島産の旬の野菜や果物を販売する「かごしまぐるりマーケット」が7月22日・23日、鹿児島中央駅・みどりの窓口前で開催される。
開催は2回目。オービジョン(易居町)とJR九州の共催。オービジョンはネット販売を通じて、鹿児島の生産者・事業者の販路拡大を支援するスタートアップ企業で、2021年10月、鹿児島県産の商品のみを扱う産直通販サイト「かごしまぐるり」を開設した。
現在、同サイトには200を超える生産者が出品している。商品は社長の大薗順士さんやスタッフが生産者を訪れ、「作り手のこだわり」「安心安全」など独自の基準でセレクトした。「リアルなイベントでも県産品の魅力を発信したい」と今年5月、初めて同マーケットを開催。2日間で約300人が利用したという。
今回は「旬のフルーツのラインアップを増やした」と大薗さん。会場には南大隅町産マンゴー、指宿産パッションフルーツ・ドラゴンフルーツ、いちき串木野産ぶどう(巨峰)、種子島産バナナなどを並べる。
そのほか、新たに冷たいドリンクも追加。中央駅西口近くのバー「お酒と果実 KANJI」とコラボしたオリジナルドリンク、南大隅町のクラフトビール工房「Honey Forest Brewing」のフルーツビール(たんかん、デコポン「大将季」、辺塚だいだい、小ミカンの4種類、各800円)を用意する。スイーツはSuginoya(田上台)のチーズケーキやクッキー、サクラジマ菜菜海(桜島松浦町)のシフォンサンドなどをそろえる。
大薗さんは「鹿児島にはおいしいものがたくさんある。旬の味わいを感じながら、楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。