鉄板焼き店「鉄板 薊－Azami－鹿児島店」（鹿児島市東千石町、TEL 099-833-3933）が11月1日、鹿児島・天文館にぎわい通りにオープンした。

店内や料理

　経営は星光（東京都千代田区）。同社は首都圏に飲食店11店舗を展開。天文館の新店舗は、「鉄板　薊－Azami－」（東京都町田市）の2号店となる。

　畜産業・飲食業を手がける「カミチクグループ」（谷山中央）が自社で育てたブランド牛「薩摩牛」や「南国黒牛」を鉄板焼きで提供できる企業を探していたところ、あるご縁で同社とつながったという。「鉄板 薊」事業部部長の辛木田翔さんは「8月末に鹿児島を訪れ、カミチクの取り組みや畜産への思いをうかがった。丁寧に育てられた薩摩牛を使ってみたいとの思いで出店に至った」と振り返る。

　店舗面積は20坪。カウンター8席、個室1室（6席）を備える。店内は黒をアクセントに和モダンなデザインに仕上げた。カウンター席は横長の鉄板2台を囲むように備え、調理の様子を間近で見られるようにする。

　ランチは「甘熟豚　南国スイート　ステーキランチ」（1,000円）、「南国黒牛ステーキランチ」（1,900円）、牛タンランチ（2,200円）、ランチコース（4,800円～）など。ディナーは、「銀湾」（7,000円）、「開闢（カイビャク）」（1万円）、「竜宮」（1万5,000円）の3コースのほか、予算に合わせたコースにも対応する。

　「鹿児島ならではの食材をふんだんに使っている。薊流の彩りを加えた創作料理を楽しんでもらえれば」と辛木田さん。「今後は鹿児島を起点に熊本や福岡などにも展開していきたい」とも。

　営業時間は、11時30分～14時30分、16時～23時。