ロングセラーブランド「コイケヤポテトチップス」が来年50周年を迎えるのを機に、製造元の湖池屋(東京都板橋区)が11月28日、地域限定製品「九州あわせだし味」を発売する。
「日本人の味覚に合うポテトチップスを」と製品開発を続けてきた同社。1962(昭和37)年の「のり塩味」発売から50年を迎えるに当たり、地域限定商品の開発に取り組んできた。
「福岡や長崎でなじみのある『あごだし』の味わいと、鹿児島枕崎産の『かつお節』の2種類を組み合わせることで、九州ならではの味の深みを引き出せた」と話すのは、同商品を担当する同社マーケティング部の吉田幸太さん。「九州の人たちが好む濃厚で豊かな風味が特徴。鹿児島のお客さまにも喜んでもらえるはず」と自信を見せる。
パッケージには「かつお節」の産地・枕崎の美しい夕日と、「薩摩富士」として知られる「開聞岳」の姿を大きくレイアウトする。内容量は68グラム。価格は130円前後になる見込み。11月28日から九州全県と山口、沖縄で販売が始まる。