桜島の爆発回数が過去最多に-地方気象台が注意を呼び掛け

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 12月7日16時40分、桜島の年間爆発回数が過去最多だった昨年の896回に並んだ。これ以降8日19時30分現在まで爆発していない。

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 桜島は2009年に、観測を始めた1955(昭和30)年以来、最多の548回の爆発を観測。その後も活発な火山活動を続け、昨年は896回の爆発で記録を更新しており、今月7日で3年連での続記録更新となった。降灰量は1平方メートル当たり1万5908グラムで1985(昭和60)年が過去最高。昨年は753グラム、今年は現時点で1759グラム。

 鹿児島地方気象台(鹿児島市東郡元町)は「爆発回数は昨年を上回る勢い。大規模な噴火の兆候は今のところ見られていないが、引き続き活発な活動が続くと予想される」と注意を呼び掛けている。

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